ネットを見ていると、
「こうすれば稼げます」「これが正解です」といった情報が、毎日のように流れてきます。
でも、その多くは“その人だからできた話”であって、
誰にでも当てはまるわけではありません。
成功者の基準をそのままコピーしようとすると、
うまくいかなくて「なんで自分だけ……?」と落ち込みやすくなります。
僕自身、何度もそういう遠回りをしてきました。
では、どうすれば迷わずに進めるのでしょうか。
その鍵になるのが、「自分の基準」で動くという考え方です。
今回は、そのお話をしていきます。
他人の基準では迷子になる理由
副業の世界では、いろんな人が「これが正解です」と語っています。
けれど、その“正解”は、その人が持っている 環境や資源といった条件 があって初めて成り立つものです。
例えば、
- 時間に余裕のある人
- 家族のサポートがある人
- もともと文章力が高い人
- メンタルが強く、挑戦を続けられる人
- 会社員として安定収入がある人
こうした条件が揃っていれば、成功への道のりも短くなります。
逆に、条件が違う僕たちが同じ基準を真似しようとすると、
途中で力尽きたようになり、
「前に進めていない気がして心が少し重くなる」ことがあります。
実際には“基準そのものが合っていない”だけなのに、
自分の努力が足りないように思えてしまう。
これが、他人の基準に合わせようとする最大の落とし穴です。
氷河期世代の僕たちは、
働き方やキャリアの積み上げ方が、若い世代や成功者と根本的に違っています。
だからなおさら、誰かのペースをそのまま持ち込むと、
気づかないうちに迷子になりやすいのです。
じゃあどうする?――「自分基準」で動くという考え方
他人の基準に合わせようとすると、
自分のペースが乱れたり、無理が積み重なってしまいます。
そこで大事になるのが、「自分基準」で動くという考え方です。
「自分基準」とは、
自分の体力・時間・環境・メンタル・スキルなど、
いまの自分が現実的に続けられるラインを基準にして行動を決めること です。
成功者の基準はヒントにはなりますが、
そのまま正解になるわけではありません。
自分と条件の違う基準を当てはめようとすると、
どこかで苦しくなって続けられなくなります。
大切なのは、
“できない” を責めることではなく、 “できる形” を見つけること。
その土台になるのが「自分基準」です。
「自分基準」のシンプルな例
「自分基準」は、特別なものではありません。
日常の中で “これなら続けられる” と感じるラインを、小さく決めていくことから始まります。
例えば、こんなものです。
1日30分の作業なら続けられる
長い作業時間を設定すると、気持ちが重くなりやすい。
短い時間を基準にすると、手が動きやすくなります。
月1万円以上は投資に回すと不安になる
家計の安心ラインを知っておくと、
“無理なく続けられるペース”が自然に見えてきます。
詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になります。
👉 第8回|生活防衛資金ってどのくらい必要?投資を始める前の安心準備
SNSは消耗するから、見る時間を決める
情報の受け取り方も立派な「自分基準」。
使い方をコントロールするだけで、心の余白が生まれます。
平日の夜は疲れるので、朝だけ副業にする
体力や集中力のリズムに合わせて時間帯を決めるのも大切。
“できるときにやる”という発想は続けやすさにつながります。
こうした小さな基準を積み重ねていくことで、
行動の迷いが減り、自分にとってちょうどいいペースが見えてきます。
「自分基準」があると、行動がラクになる(本文案)
「自分基準」があると、副業のペースがぐっと整いやすくなります。
無理のないラインを自分で決めておくことで、行動の負荷が軽くなるからです。
まず、他人と比べて落ち込む機会が減ります。
自分の基準を持っていると、“その人はその人、自分は自分” という切り替えがしやすくなります。
また、“どれくらいやるか”をあらかじめ決めておくと、迷いが少なくなります。
作業量をその日の気分で判断しなくなるので、取りかかりやすくなります。
さらに、ペースが一定になり、続けやすさが安定します。
毎日すこしずつでも積み重ねていく感覚が生まれて、結果的に前に進みやすくなります。
そして何より、「続けること」のハードルが一気に下がります。
大きな目標よりも、自分に合った小さな基準のほうが、行動を長く続ける力になります。
まとめ
成功者バイアスは、他人の基準をそのまま受け取ってしまう落とし穴です。
だからこそ、まずは 「自分の基準」 をつくることが大切になります。
自分に合ったペースややり方を決めておくことで、
行動がラクになり、無理なく続けられるようになります。
次回予告
次の記事では、「自分基準」の土台になる
“自分の条件”の棚卸し を整理していきます。
無理なく続けるための、シンプルで実践しやすい方法を紹介します。

